在宅ワークのデメリット 克服できないとフリーランスはキツイ
在宅ワークに憧れてフリーランスを目指す前にちょっと待って。
通勤いらない、PCあれば仕事ができる、少ないリスクでできるというメリットばかり見て
デメリットも意外と多いということに目を背けていると、フリーランスとしてかなり厳しい状況になってきます。
在宅ワークのメリットは他でたくさん聞いていると思うので、今回あえて在宅ワークのデメリットを挙げてみました
大丈夫、克服方法も添えております(笑)在宅ワークを目指すかどうかの指標となれば嬉しいです。
在宅ワークのデメリット 自分との戦い編
在宅ワークは基本独りで黙々とやるお仕事。周りには注意してくれる先輩もお客さんもいません
人の視線に晒されることがなくなるとどうなるのか。
自宅の環境からも考えると次のような問題が挙げられます。
誘惑が多い
自宅はそもそもくつろぐ場所なはず。ということは、ベッドにソファ、お菓子にテレビ…
手を伸ばせば手に入る場所にこれらを置いておくのは仕事に支障が出てしまいますよね
休憩したくなったらすぐくつろげるという点では在宅ワークのおいしいところではありますが
そっちに引っ張られて、作業がおろそかになったりミスを連発していては務まりません。
ついダラけてしまう
監視する目がないと働けない人は特に要注意。ダラダラと作業をしてしまうハメになっていませんか?
ま、まぁいいんですよ。納期までに上げられれば、ね。
そのぶん実入りも少なくなることは覚悟しておきましょうね。
自宅にきちんと作業部屋を確保して、プライベートとのメリハリをつけることができれば成功。
部屋が確保できなくても、リビングでパーテーションを区切るだけでも気持ちが違うはず。
在宅ワークのデメリット 周りの理解編
在宅ワークってまだ社会的に働き方がなじんでいないんですよ。田舎でいると近未来的な感じにまだ捉えられますね。
そのため、家にいる=暇という構図ができている脳内お花畑様にどう理解されるのかで苦労しているフリーランスも多いはず。
ずっと家にいるんでしょ?
家族から用事を頼まれる、PTAの行事に駆り出される、保育園からささいなことで呼び出される…
そのたびにハイハイと引き受けていては、お仕事がいつまでたっても終わらない…
在宅ワークは家事手伝いではありません。ということを周りに何回説明しても理解されないと悩むより
その頼まれごとを断ることからじゃないですかね?
無理は無理。アナタの大事なことは何ですか?
自宅でお仕事なんて楽でいいわね
友達や家族から、たまにこんな嫌味を言われたこともあるかもしれません。
(こっちは納期に合わせて必死なんだよっ)なんて言っても、相手は経験したことないからわかるわけない。
本気でやってみろと言いたいところですが、そこは放置でいいんじゃないかと。
友達だったら次に来るのは「これできるんでしょ?(タダで)やってよ」ですから
早めに避難したほうが身のためです。
このような失言をさせないぐらい、在宅ワークで頑張っている姿を見せるか距離を置くのが得策かも。
自分を軽く見る人と、この先もずっと関わっていたいですか?
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これね、「家で仕事してます」というよりも「パソコン使ってネットでお仕事してます」って言うほうが黙る率高い。
「わーパソコンできるなんてすごいですね!私無理だわ…」っていう答えが大抵返ってくるから。
パソコンできる=プログラミングできるとでも思っておいてください(笑)
在宅ワークのデメリット 仕事しすぎる編
周りの在宅フリーランスを見ていると、土日も年末年始も返上でずっとお仕事してしまう人がちらほら
かくいうわたしもそのクチなので、人のこと言えません(笑)
だって早く納品して早くお金に変えたいんだもんーーーww
すぐ対応してしまう
迅速な対応をウリにしていると、24時間365日対応するクセがついてしまい休む暇がなくなります
メール返信は秒で返していいと思うんですよ。ただ作業は時間を確保して集中してやるほうが
クオリティ的には上がると思うんですよね
そしてやっぱり「すぐやってくれる」となれば、無理難題を持って来られたり
それでも単価が上がらない事態に…
すぐ対応=当たり前にならないように、メール返信やプロフィールに対応日を明記したりして
たまには休まないといい作品が出来やしませんぜ。
仕事が空くと不安になる
フリーランスの不安はやっぱりこれ。
これを納品してしまうと次に依頼が来ないんじゃないかという不安ね。わかる。
そのためのリスク分散って必要ね。リスク分散についてはまた追って書きますが。
ただここで焦ると低単価案件を掴んでしまったり、相性の合わないクライアントに無理をして頭を下げる事態に
お金=心の安定ですわな、まさに。
仕事が空いてしまった時は自分を見つめ直すチャンスかもね
以上在宅ワークのデメリットを挙げてみましたが
これを乗り越えてでもなお、在宅ワークを選ぶ理由は何なのかもう一度考えてみて。
外へ働きに出ることでもなく、リア充で活動するフリーランスともまた違う働き方の在宅ワーク
これはこれで良さがあるのでわたしも続けていってるわけでして。
わたしの場合は家族も同居していなく独り暮らし
これまで人に接するお仕事で疲弊してきて、間接的にコミュニケーションが取れることと
人が近くにいると緊張して仕事に集中できないこと、ルーティンワークが一番得意なのでそれを活かせる仕事
面倒な人とは関わらず距離を置くこと(家族も含む)
これらを厳選してきた結果、今の在宅ワークに落ち着きました。
アナタが在宅ワークを選ぶ理由は何ですか?それを選ぶことで背負うデメリットの克服方法は考えているでしょうか
やっていくうちに「こんなこともあるよ」というのがわかっていれば、「あーはいきたー」と対応もしやすいはずなので
今回敢えてデメリットだけを挙げてみました。
安易に在宅ワークに手を出して、こんなはずじゃなかったにならないように
長く続けていけることを祈っております。
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