ハンドメイドが値切りされる理由 売る場所とお客様を選ぼう
在宅フリーランスとして、ハンドメイドで稼げればいいなーと始めてしまうかた多いですね
近頃あちこちでハンドメイド作品が値切りされては炎上していますが
ハンドメイドが値切りされるのも必ず理由があるはずだと信じてやみません。
原価厨が叩かれて、利益率薄いし作品を作る苦労もわかってよ!とお怒りなのもごもっとも。
しかし、そんな原価厨に絡まれるハンドメイド作家にも理由があるのではとわたしは考えます。
ハンドメイド業界がより良きものになるよう、対策を考えてみましたので参考になれば幸いです。
少々耳の痛いことも言いますので、「お小遣い稼ぎ~」のノリでハンドメイド作家になるつもりであれば今すぐやめましょう
わたしが旦那なら世界三大やめとけ職業に認定して嫁と離婚問題に発展しそうなハンドメイド作家
値切りされる数々の理由を掘り下げていきますよ。ハンドメイドでガチ稼ぎしたいアナタはどうぞ読み進めてくださいね。
ハンドメイドが値切りされるのは作家が価値を下げている
ハンドメイドってパーツくっつけるだけでしょ?と言われるとイラっとしますよね
だからといって、自分の作品を下げるような発言をしていると更に原価厨は加速します。
作品の説明や設定にこのようなことはないか、もう一度確認してみてくださいね。
素人製作と言い切っている
「こちら素人製作につきほつれ・糊のはみ出し等ある場合があります」と但し書きされた出品ってありますよね
そりゃそこをつつかれて値下げしてくださいと誘っているようなものです。
作品を売ってお金をもらう以上プロです。自信を持って世に送り出しましょう。
自分のかわいい子をお嫁に出す時に「素人製作なので~」なんてつけられたら作品だってかわいそう。
免責事項を提示したければ「製作には万全を期しておりますが~」と付け加えるだけで価値がかわるのわかります?
売値が正直安すぎる
実際値切られたやりとりの価格を見てみると、1700円→500円とか
いやいや。1700円ってもうちょっと価格上げてもよいはず。
これ、3000円台にすれば売れないと思って価格つけてません?
本当に欲しいものであれば、3000円でも買いますって
中途半端に安いしいちど値下げした跡があるので、もうひと推ししてやれと原価厨を引き寄せる羽目に…
製作=労働という概念
原価厨に怒っているハンドメイド作家さんの言い分としては
原価プラス製作時間がかかっているんだからーーー!!!との事
うん。言いたいことはよくわかる。すごくわかる。
でも買うほうにしては何時間かかろうが関係ないこと。悲しいけど。
作品そのものに価値を感じるかどうかじゃないですか?
市販で売られているモノを買うのにも、何人の手がかかって何キロもの道のりを経て
アナタのもとへ届くものだってあります。それを考えて買うでしょうか。
消しゴムは消しゴムだし、100円以上にも以下にもなれない。
財布だってダイソーでも買えるしブランドショップでも買える。
どれをチョイスするかは、手に取る人の環境次第じゃないかなと。
ハンドメイド作品の価値を高める方法
そんなわけで、ハンドメイド作品だって価値を高める方法はあります。
少し前に、COACHならぬ「高知」とロゴが入ったパロディ(?)財布が
お笑い芸人さんに取り上げられて一躍有名になったことがありまして。
いわば、こういうことかなーと思いました
この「高知の財布」もハンドメイド作品として地味に製作されていたものです
これをヒントにすると、ハンドメイド作家さんも原価厨に絡まれない方法はあると思うのです。
売る場所を選ぶ
メルカリやminnne(ミンネ)など、他のハンドメイド作家さんと比較できるサイトを使うのは
やはり価格や作品の比較をされがちになります。
ネットで販売するなら、自分のネットショップを持ちましょう
ネットショップを自分のカラーに染めれば、そのコンセプトを気に入ってくれた人が集まってきます
一から構築するのは大変なので、無料で立ち上げできるネットショップといえばBASEがお手軽。
→初期費用・月額利用料0円からはじめるネットショップ【BASE】
クレジット決済やメルマガ機能もついているので、リピーターさん獲得にも使わない手はないです。
お客様を選ぶ
いくらネットショップを開設しても、つきまとう原価厨はいます
もうどこから嗅ぎ付けてくるんだっていうぐらい(笑)
もしネットショップから値下げ交渉が入ったら丁寧にお断りするか
購入の注意事項に書き出して、購入する=同意するというように促したり。
まぁ原価厨は基本相手にしないのがいちばんです。時間のムダ。
対応に追われてメンタル擦り減らすより、自分の作品せっせと作ってアップしましょう。
作品の世界観を持つ
クリエイターさんならたいてい、自分の世界って誰でも持ってはいますが
周りの意見に流されすぎて、作品のコンセプトがぶれることも。
「俺の作品はコレだ!気にいらないなら買うな」ぐらい尖ってみると
気がつけばファンしかいない状態になりますから。まじで。
わたしの周りにも個展を開くレベルで製作しているクリエイターさんいますけど
その人しか選ばないであろう素材とデザインを使って、オリジナリティをバリバリ出していますね。
このぐらい、ハンドメイドの世界って本当に好きじゃないとやっていけないので
某ヒルナンデスを見てお手軽に稼げると思って始めると結果原価厨に絡まれるのがオチ。
ハンドメイドやるならアーティストになるつもりで性根入れてやりなさいな。と思うのです
そうじゃないと他のクリエイターさん達に迷惑がかかるので。
何となく、気が弱くて繊細な性格を持った人もハンドメイド作家さんには実は多くて
周りに合わせられない等の悩みを持っていたりするものです。
だからこそ、周りと違うことを受け入れ、それを磨くことで自分の価値とするハンドメイドって
自分の強みを生かす仕事としては、やり方次第で天職にもなったりします。
ハンドメイド奥が深い。本気で作品に向かう作家さん、わたしは好きですよ。
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