仕事の依頼を断りたい 角が立たないメールの書き方




仕事の依頼を断りたい 角が立たないメールの書き方

フリーランスがせっかくいただいた仕事の依頼を断るメールを書くのって気が重い。

依頼が立て込んで忙しい、気乗りしない、業務範囲外と様々に理由はあるでしょう

どんな仕事を断るのかはそれぞれの判断基準で決めるとよいと思いますが、なるべく角が立たないように済ませたい

そんな魔法のようなメールの書き方があれば身につけたいと思いませんか?

わたしは案件多発の場合でもあまり断っていないのですが、ブラック案件と業務範囲外はお断りしています

そんな時の断りメールを少しご紹介していきますね。角が立たないといいんですが…

 




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仕事依頼のお断りメールを書く前にやること

まず、角が立たないメールを考えている時点で自分に負い目を感じていませんか?

クライアントワークでもビジネスは対等。仕事を断ることは何も悪いことではありません。

非常に心苦しいのもわかります。だからこそ、お断りメールを書く前にやっておきたいことがあります。

気持ちを落ち着け、文章に反映させない

お断りメールは淡々とお伝えすることを心掛けるために、まずは気持ちを落ち着けましょう。

この案件を本当に断ってよいのかどうか、もう一度よく考えて冷静になって。

「うわぁぁ忙しいのに無理!」「自分の業務外だし!」とイライラしたとしても

それを相手にぶつけないよう、一旦感情は切り離して文章に反映しないように。

なるべく即レスを心掛ける

ご依頼打診をお断りする場合、ダメなら次の外注先を依頼主は探しているかもしれません。

「これうちの管轄じゃないし」と放置している間、先方も返事を待っているかも

それならさっさと断ったほうが、また連絡をいただかないで済むと思いませんか?

 

角が立たないお断りメールを書くコツ

お断りメールを受け取る側に、「仕方ないな」と思ってもらうことが

角が立たないお断りメールのコツだと思うのです。

変に期待させたり、傷つけたりすることのないよう配慮…っていうと難しそうですが

押さえるべき点を押さえておくだけでよいと思いますよ。

自分の都合でできないことを伝える

あまり詳しい理由を言う必要はありません。「諸事情により」「こちらでお引き受けするのは不可能と判断」

このぐらいのニュアンスで大丈夫かなと思います。

ここで、先方の対応や落ち度を指摘するのは角が立つ原因になるのでやめておきましょう

また、現在多忙で引き受けられない場合、いつ頃なら手が空きそうとか

引き受ける時期があることを伝えておくと、またその頃打診があるはず。

ご希望に添えないことをお詫びする

お断りするのは何も悪いことではありませんが、依頼する方は多少期待しているところがあったり

断られると残念な気持ちになる、そう思って角が立たないようにメールを送りたいわけですよね。

そこまで気持ちを理解していれば大丈夫。きちんと伝わります。

詫びるのは断る案件と期待に添えなかったことに対してであり、自分がダメだからではありません

変に自分の価値を下げないようにするほうが、後々対等にお仕事しやすいです。

角が立たない言葉に置き換える

できないことはできないのですが、ストレートにそのまま伝えてしまうとやっぱり角が立ってしまうもの

そんな時に使える、角が立たない言葉に変換してメールを書くように心がけましょう。

以下ほんの一例です

  • 単価が安い→希望単価に見合わないため
  • 納期が短い→時間を要してしまいます
  • できない→対応いたしかねます
  • 忙しい→他案件が立て込んでおり
  • 依頼内容が理解できない→大変難しい案件

以上をふまえて、ちょっと乱暴に内心こう思っているとしましょう

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この案件、単価が安いし納期が短いし、いま忙しくてそれどころじゃないのに依頼内容がわけわからないから無理。サヨナラ

これを、角が立たないお断りメールに変換するとこうなります

今回は依頼のお声がけありがとうございます。

折角ではございますが、ただいま他案件が立て込んでおり依頼内容を把握するいとまがございません

また希望単価に見合わない点でも、当方では対応いたしかねます。

ご希望に添えず大変申し訳ございません。

このメールできっと、先方が「あー断りたいんだな」とわかっていただけると思います

誘っていただいたお礼と、真摯に対応する姿勢があればきっと大丈夫。

 

フリーランスの特権は選客できること

何でも選り好みして気に入らなければ断ればいい、というのでは自分の可能性を狭めてしまいますし

かと言って、何でも無理して引き受けてしまい自分の価値を下げまくるのも結果として稼げない道へ進んでしまいます。

わたしも案件抱えすぎで先方にご迷惑をおかけすることがあるので反省…

駆け出しフリーランスの頃は、何でもできそうならチャレンジしていってよいと思います

いろんなクライアント様と出会って相性を確かめ、コミュニケーションを取りながら自分の加減というものを知っていくことが必要。

そういった中で仕事の判断基準が決まってくるので、今度はその判断基準を使って自分が選客していく番。

売れっ子になってくると一人では対応しきれなかったり、安い単発案件で消耗している場合ではなくなってきますのでね…

 

仕事を断るのって、二度と仕事がもらえないんじゃないかと恐怖を抱いてしまい

無理して引き受けてしまい、結果いい仕事ができないほうが先方にも迷惑のかかることなので

それなら最初からお断りしたほうがお互いのためでもあります。

特に先方がモンスタークライアントだった場合は…早めに逃げたいですよね

モンスタークライアントの見分け方とうっかり引き受けた時の対応

また、依頼の打診をするほうも相当勇気を持ってお誘いしたり、断られる恐怖を抱いている場合がありますので

そこは理解してあげましょう。

軽く頼んでくる場合でも、毅然とした態度できちんと仕事感を出せばそれ以上ナメタ態度を取られることはないでしょう

営業メールの断り方 逆オファーをかけた返信文面テンプレート

あまりに軽い感じでちょっとお願い的に頼んで来られる依頼については、少々角を立ててお断りすることもありますけどね(笑)

そこはケースバイケースで。ほんと最近謝らせてばっかりだわ…ちゃんと仕事しておくれ…

もちろん自分がきちんと仕事をするという前提のことなので、自信持って対応していきましょう!




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うめちゃ
企業データリスト作成依頼とサイト運営で生計を立てるフリーランサー。自宅兼事務所で毎日PCに向かって仕事しています。
真面目に長く続けるフリーランス仲間を増やしたくてブログで情報発信中。
夢は田舎でシェアスペースをのんびり営むこと。
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